世界をまるごと愛す!(愛らんどエンターテイメント)

~自分=世界を丸ごと愛し発見、探求し、楽しみ遊び尽くす。円結び縁ターテイナーのお気楽探検Blog~

怒りの作法

最近ふと思い出して、彼女のことを調べた。

 

彼女とは誰かというと、一時期テレビを賑わせた、

豊田 真由子  議員

 

★豊田議員の議事についてはコチラ★

豊田真由子議員のパワハラ疑惑 激怒に至ったスタッフの重大なミス - ライブドアニュース

 

事件の経緯は、報道されている内容しか知らないので、細かいことは書きませんが(というか、そもそも言える立場にないしね....)、豊田議員も、政治家という責務ある立場で、イメージも大事な立場からこそイライラして、激怒したかもしれないんだけどね。

 

ただ、よく思うことは、現代社会って怒りっぽい人が多いよね。

 

で、それは多分、本人が顕在意識で認識していない、潜在意識のストレスなどがあるから。

 

そこに目を向けないから、
みんな誰かに怒っているんだろうな。
(ネットの異様な叩きとか、正にそうだよね)

 

そしてそのストレスを発散したいから、

「自分が正当に怒っていい理由を作り上げて」言い易い、または自分より立場が弱い相手(または世間の常識から外れた人)にそのストレスをぶつける。

その人の真意をはからず、その人を自身の敵に仕立て上げて攻撃するのである。
(そしてタチが悪いことに、本人はその意識が無いのである。無自覚)


そしてその対象となった人は、当然ストレスを溜める。
そして怒りを発散させるために、また弱い人を叩く...。

という負のループ

 

これが今、社会で「問題に見える」構造の根本だと思う。

 

ちなみに、怒りは怒りで瞬間的な怒りや、カラダの疲れの怒りもあるけれど、
それにしても、この豊田議員みたいに怒り方が激しい人は、あきらかに「目の前の現象」が怒りの対象じゃない場合が多いと私は推測している。

瞬間的な怒りなら、一瞬で終わるはずなのに、
一瞬で終わらないというのは、怒りの矛先の対象物は実はダミーに過ぎず、
実際は他の怒りが不満として本人に蓄積されているパターンが多い。


つまり、対象物はタダの「キッカケ」要因としてしか使われていないから。

 

そしてその怒りの発散対象は本来、10%の要因しか担ってないから、10%のパワーの怒りを発散し返せば済むはずなのに、10%に留まらず、今までの蓄積した不満も含めた200%の怒りを対象にぶつけるのである。
当然、対象になった方は、怒った方の理由を聞いても、腑に落ちないくらいの怒りの量を浴びせられたため、潜在意識では納得できない。
結果、その怒りが蓄積され、「復讐」という報復をすることとなる。
豊田議員を訴えた秘書のように。
(もしくは復讐しない場合、その人自身を蝕む)
(トンデモ論を言うと、その蓄積された「怒」が復讐となって、地球上に有害なものを創り出しているかもしれないよ??)

 

つまりこの「怒り」の構造に、みんなちゃんと表面上だけでなく、もっと深く意図しないと、負のループは永遠に続くという危機感を持って欲しいなぁー、と、完全に私的見解だが感じている。

 

はっきりいってこの状況、変えられるはずなんだけどね。

 

みんなそれって好き?
怒りって好きですか?

 

多分、好きじゃないよね。

 

というか、誰も結果得をしないのである。

 

でも誰もが「当たり前」という潜在意識(集合意識)の刷り込みによって、不満が不満を起こすループを、やめられないんだよね。

それはその「潜在意識」にある、本来不満に思ったもの(だいぶ昔に作られた認識)を、ちゃんと癒さなきゃいけない。
(いわゆる、ホ・オポノポノのクリーニング)

 

それは誰かが悪い、という問題で終わらせるだけではなく、
(つまりは他人事ではなく)みんな自分事で取り組まないと、
この永遠のループに無意識で賛同していることと同じになると思う。

 

だから勿論、その問題はこれを論じている私自身もそうである。

だからこそ、怒りの意図を見極め、責任を持たなきゃいけないとも感じる。

 

自分ごとでは終わらない。
誰かに関わる人生なら、確実に連鎖するのである。


だから発散するにも、ただ怒りをぶつける発散の仕方以外に、もっとお互いが不快な思いにならない発散方法があると思う。


即ち、怒りの作法(双方有益な発散の仕方)や方法をもっと考える必要があると思う。

 

人間には情動だけじゃなく、知性や思考力もあるのだから。
情動を周りに連鎖させず、上手く発散させる方法も検討できると思うんだ。

 

だから、この感情をキチンと観たいな、と思って書いた。
私自身、考えていくために。

 

未来は私たちが創るのだから。