他人の話を真に受けるな
常々思うこと。
とはいえ、これは、
他人を蔑んでいるわけでも、
バカにしているわけでもない。
事実から書いている。
その事実とは、
「自分」と「他人」は違う存在
ということ。
だから単純に、
育ってきた環境も違うし、
大事にしているものも違うし、
経験から培ってきたものも違うし、
体質も違うし....。
とにかく、「人間」という存在であるのと、「外部に対する反応」という共通事項はあるものの、細かい部分は当たり前だが違うのだ。
だから当然、
言葉に対する捉え方、感じ方も違う。
だからこそ、
真に受け過ぎることは、
ある意味、冷静さを欠いている
それと同じ部分があると思う。
その人から発される話というのは、
必ず、その人が歩んで来た「背景」があるということを念頭に置いておかなければならない。
その部分を自分でよく量りながら、
言葉を消化する必要があると思う。
「真に受けない」というのはある意味、
自分の領域と、相手の領域を見定める行為にも通ずるのかもしれない。
逆説的にいえば、
自分自身も、相手も細分化し認識しないと、真に受け過ぎる。
それは本来必要な「本質的部分」を見誤ることと同じだ。
結果、分かったつもりになっているだけで、何も見えていないのである。
他人を見極め、受け取る自分を精査しよう。